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2015.11.28

木阪

「ふたご座流星群」が観測できる時期がやってまいりました。

こんにちは。
天体観測クラブの木阪です。

昨年もご案内しましたが、「ふたご座流星群」が観測できる時期がやってまいりました。

「ふたご座流星群」は三大流星群のひとつで、20時頃から出現し始めることから、お子さんや初めて流星を観察する方にはお勧めの流星群です。

特に今年は12月11日が新月で14日頃の月は早い時間に沈むため、月明かりの影響がないことから、前後10年間で最高の好条件で観測が出来そうです。

今年の「ふたご座流星群」の活動の極大(最も活動が活発になる時期)は、12月15日午前3時頃と予想されていて、極大の頃の流れ星の数は、環境が良ければ1時間に50個以上ともいわれています。※前後数日間、観測が出来ます。

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出来るだけ、町明かりなどが少なく視界の開けたところでの観測をお勧めしますが、上の図の放射点を中心に、空のいたるところで四方八方に流れます。

放射点の方向をじっと凝視するのではなく、空を広く見渡すことが流れ星を見逃さないポイントです。1つも見えないと数分であきらめるのではなく、少なくとも15分間見上げていればきっと1つは見えるはずです。

寒い時期ですので、防寒対策をしっかりして安全な場所で流れ星を楽しみましょう。

作成者:
  • 木阪
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